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「ホームステージング」という言葉に聞き覚えはありますか?
中古住宅の不動産売却において、ホームステージングを取り入れる方が増えてきています。
「ホームステージング」とは、お部屋を家具やインテリアで装飾し、お部屋の魅力を最大限に引き出して演出することです。
ホームステージングを行うことで、早期売却や査定より高値で売却することができる可能性が高まることが期待されます。
今回はその「ホームステージング」を自分で行う際のポイントや費用について解説していきます。
この記事の目次
ホームステージングとは?
ホームステージングとは家具や小物を使ってお部屋を 演出し魅力を最大限に引き出すことです。
他物件と差別化することで、不動産売却の際に高値売却や早期売却に繋がりやすくなります。
不動産の売買取引において、対象不動産を差別化できるかどうかがとても重要となります。
欧米では、売買か賃貸かに関わらず、ホームステージングが一般的に取り入れられています。
中古住宅の売買取引においては、近年日本でも取り入れられています。
日本では流通している住宅の半数以上が新築物件であり新築志向だという点がなかなか広まりにくい要因となっているともいわれています。
しかし、日本国内でも2013年には中古住宅流通の普及と実施するホームステージャーの育成のため一般社団法人日本ホームステージング協会も設立されています。
米国で始まったホームステージング
ホームステージングは、1970年代アメリカのインテリアコーディネーター バーブ・シュワルツによって始められたといわれています。
バーブ・シュワルツが売却予定の不動産をインテリアで装飾し綺麗にコーディネートされた写真をネットに掲載し、早期売却に繋がったことが起源となっているそうです。
このことからも、不動産の早期売却や高値売却の可能性を高めてくれることが分かりますよね。
その後、米国では急速にインターネットが普及したことで、ホームステージングも広まっていきました。
ネットから物件の写真を簡単に見れるようになったことにより、他の物件と差別化することができるようになったからでしょう。
近年では日本でもテレワーク等が普及しており、今まで以上にネットを利用する時間が増えたのではないでしょうか。
そのためか、日本でも少しずつ注目され始めています。
さらに、米国の不動産取引において、中古住宅が80%で主流となっていることもホームステージングが普及した要因といわれています。
一方で、日本は新築志向で中古住宅は全体の20%程だという現状がホームステージングが広まらない原因にもなっているようです。
不動産売却において早期売却や高値売却に繋がりやすい
ホームステージングを行うことで、不動産の早期売却や売却価格が高くなる効果があります。
一般社団法人ホームステージング協会が毎年行っている調査「ホームステージング白書」の2017年の調査結果によると、
ホームステージングを行った物件は、何もしていない他の不動産に比べると平均売却価格が0.5%高く売却されているそうです。
この調査では、査定額平均4,500万円の物件にホームステージングを行うことで、不動産売却価格が平均約23万円(0.9%)高くなったことが分かっています。
もし、ホームステージングに10万円の費用をかけたとすると、結果的には13万円高く売却できたということになります。
その他に、不動産売却までの期間は何もしない場合と比べて約3分の1程短くなったと報告されています。
さらに、戸建てに限ると約5分の1程売却までの期間が短縮されています。
ホームステージング無しの場合は210日で売却できたのに比べて、有りの場合はその約5分の1の37日で不動産売却が可能となっています。
ホームステージングのメリット
①ネット広告のページビュー数や問い合わせ数、内覧数が増える
②不動産売却にかかる時間が短くなる
③査定より高い価格で売却できる可能性がある
①ネット広告のページビュー数、問い合わせ数、内覧数が増える
物件の魅力を写真だけでも伝えやすくなるため、ネット広告で他の物件と差別化できます。
その結果、お問合せの数や内覧の数が増えることが期待できます。
一般社団法人ホームステージング協会の調査「ホームステージング白書2021年」によると、ホームステージング実施後 にページビュー数や問い合わせ数、内覧の数が「少し増えた」又は「大幅に増えた」と答えた方がそれぞれ50〜60%以上を占めています。
これらの結果からも、 なんらかの効果を実際に多くの方が実感していることが分かります。
ホームステージング白書 2021年|一般社団法人日本ホームステージング協会②不動産売却にかかる時間が短くなる
不動産の早期売却のためには、購入検討者に「住みたい!」と思ってもらうことが重要です。
同じ家でも、家具や小物で演出されている住宅の方が住むイメージをしやすかったり、暮らし方を想像しやすくなります。
さらに、家具やインテリアが置いてあることで、写真だけでも部屋の広さや形が想像しやすいですよね。
そのため、不動産取引において、ホームステージングを行うことによって実際の暮らしがイメージできて、住宅購入や賃貸の意欲を向上させることにつながるといわれています。
さらに、他の物件と差別化され、購入検討者に「住みたい!」と思ってもらうことができます。
その結果、不動産売却までの期間を短くすることが可能となります。
③売却価格が高くなる可能性がある
ホームステージングをしたことで、不動産を必ず高く早く売却できるわけではありません。
しかし、同じような条件で売却に出されている他の物件との差をつけることで劣化している部分や汚れに目がいきがちで欠点が目立ってしまうことが多いようです。
そのため、他の物件と比べた時にホームステージングをしている物件は魅力を最大限に引き出す演出をしているので、物件の良さが伝わりやすくなりますよね。
その結果、より高い価格で不動産を売却できる可能性が高くなるのです。
さらに、ホームステージングを行うことで、対象不動産のお問い合わせ数や内覧数が増えます。
それにより、多くのお客様に見てもらうことができますし、購入希望者が多く現れることもあるでしょう。
その中で、値下げ交渉をされることもありますが内覧数や購入希望者が増えれば、より高い価格で購入してくれる人に売却できます。
一般社団法人ホームステージング協会の調査によると、当初の査定金額より高い価格で売却できたという方もいるそうです。
このようなことから、高価売却を期待できるといえます。
ホームステージングのデメリット
①ターゲット層が絞られてしまう
②費用がかかる、必ず売却できるとは限らない
①ターゲット層が絞られてしまう
家具やインテリアでお部屋を装飾しますが、まず不動産の売却にあたってターゲット層を定めます。
ターゲット層とは
- 年齢
- 家族構成
- 年収
- ライフスタイル
などです。
売却物件の立地条件や間取り、部屋の数などを踏まえたうえで、どのような人たちがこの家に住みたいかを考えてターゲット層を絞っていきます。
例えば、1Rの住宅であれば、一人暮らしに向いています。
ファミリー向け物件であれば、家族構成によってライフスタイルも異なりますよね。
「共働きの夫婦と子どもが3人」と「ご主人様と専業主婦の奥様のご夫婦」とでは、ライフスタイルも異なれば、お部屋の好まれる雰囲気も異なるでしょう。
カジュアルな雰囲気に惹かれる方もいればシックな雰囲気に惹かれる方もいます。
そのため、演出によってはターゲット層が限られてしまう可能性があります。
ターゲット層によって、装飾の雰囲気や色味を決めます。
したがって、購入検討者の好みでない場合は、候補から外れてしまうということもありますよね。
しかし、狙いを絞って演出することが重要ではあるので、デメリットでもあり、メリットともいえるでしょう。
②費用がかかる
2つめのデメリットとしては、費用がかかることです。
さらに、お金をかけても必ず売却できるわけではありません。
ホームステージング実施後に売却できなかった場合は、費用だけが無駄になってしまいます。
そして、ホームステージングをしたからといって「必ず売却できるというわけではない」ということも念頭に置いておきましょう。
しかし、一般社団法人ホームステージング協会が毎年行っている調査「ホームステージング白書」の2017年の調査結果によると、「ホームステージングが買主になんらかの影響を与えたと思うか」という問いに対して100%が”ほとんどの買主に影響があった”または”一部の買主に影響があった”と回答している。
一方で、”買主への影響はなかった”と回答した人は0%でした。
ホームステージング白書2017|一般社団法人日本ホームステージング協会
この結果からも、ホームステージングを行うことによって売却につながる可能性は高くなるといえます。
できるだけ費用をかけたくない方は自分でホームステージングを行ったり、写真のみのプランを行っている会社もあります。
ご自身の希望に合ったプランを探してみてください。
では、次の章では気になる費用はいくらかかるのか見ていきましょう。
ホームステージングにかかる費用相場
不動産売却に伴いホームステージングを行うとなると、当然費用がかかります。
対象不動産のどの範囲まで装飾するかによっても費用は変わってきます。
業者に依頼すると平均相場は5万円〜35万円と幅広くなっており、1番多い価格帯は15万円以上20万円以下のようです。
安い家具を使うのか高級家具を使うのかによっても価格帯は変動します。
1つのお部屋のみ行う場合や、既にある物を使用して自分で行う場合は相場より安く抑えることも可能です。
逆に、全ての部屋を装飾するとなれば30万〜50万程かかることもあります。
さらに、レアなケースですが300万円程の費用をかけた方もいるそうです。
費用をかけてでも、費用以上の売却利益が見込まれる場合はホームステージングを行う価値はあるということですね。
会社によっては、家具のレンタルや購入ができたり、 写真撮影のみなど様々なプランがあるので、ご自身に合ったプランや会社を探してみることをおすすめします。
そして、自分で行うことも可能です。自分で行う際のポイント等は後半で説明していきます。
参考にプランの一例をご紹介します。
プランの一例
①1LDKタイプのお部屋
15畳程度までのLDKタイプ向けのプランです。
ダイニングセットやソファ、照明から小物家具までをレンタルできます。
また家具をコーディネートし写真撮影までしてくれます。
配送や設置代も含めて1か月105,000円です。
●オプション
先ほどの料金に10畳の寝室も装飾するとプラス25,000円
さらに5畳の洋室も追加するとプラス10,000円
合計14万円となります。
②3ヶ月定額プラン
定額となると3ヶ月のレンタルが一般的です。
例えば20畳程度のLDKで3ヶ月レンタル料が210,000円
ここに写真撮影と写真データ配送設置料金を合わせて合計28万円です。
ホームステージングによる効果はあっても、住宅の状態によっては、なかなか契約に至らないケースもあります。
不動産売却時にホームステージングにかかる費用を回収できるかも考えてご検討ください。
費用対効果は期待できるのか
高い費用対効果が期待できます。
ホームステージングを行わない場合で、なかなか物件が売却できないときは、値下げを行うことも考えられます。
そして不動産物件では100万円単位での値下げをして、売却することも珍しくはありません。
一方で、ホームステージングを行った場合は15〜30万円程度費用がかかったとしても、結果的に売却できれば、値下げよりもホームステージングを行う方が費用対効果は高いといえます。
費用がかかるのが気になるという方は、販売を開始してからなかなか売却につながらない場合に検討してみるのも良いでしょう。
ホームステージングの方法3種類
ホームステージングを行う方法は、主に3つあります。
①自分で行う場合と②専門の業者に依頼する場合と③CGを使用したバーチャルで家具やインテリアを合成してもらう方法です。
では、1つずつ紹介していきます。
1.自分でホームステージングを行う
費用を抑えて自分でホームステージングできるのであればやってみたい!と思う方も多いのではないでしょうか。
では、自分で行う際のポイントをお伝えしていきます。
自分でホームステージングを行う際の流れとポイント
自分で行う際の大まかな流れは、以下のようになっています。
1-1.売却にあたってターゲット層を想像する
1-2.テーマや統一する色味を決める
1-3.お部屋の掃除や整理整頓
1-4.お部屋を演出しよう
1つずつ詳しく説明していきます。
1-1.売却にあたってターゲット層を想像する
自分でホームステージングをするので1から自分で考えて準備していく必要があります。
まずは、売却物件の立地条件や住環境、広さや間取り等を考慮した上で、その住宅に住みたいと思うターゲット層を決めていきます。
男性の一人暮らしか、女性の一人暮らしなのか、あるいは家族で住むのか、年収はどのくらいかなど細かく想定しましょう。
詳細をイメージしていくことが重要となります。
1-2.テーマや統一する色味を決める
ターゲットがある程度決まれば、テーマや雰囲気も決めましょう。
もちろん、このテーマについても自分で決めていきます。
そして、テーマに合わせて家具の色味を統一させましょう。
例えば、シックにまとめたいなら、黒を基調に家具を揃えたり
床や壁の色が濃い場合は、お部屋を明るく魅せるために家具は明るい色で統一させると良いでしょう。
多くの色を使い過ぎると、ごちゃついて返って綺麗に見えなくなってしまうので注意してください。
さらに、好きなものを好きなだけ置くのではなく、殺風景に感じる場所にだけインテリアを置くことも重要です。
1-3.お部屋の掃除や整理整頓
ターゲット層やテーマ等を自分で決めることができればお部屋を整理していきます。
家具やインテリアを配置する前に、まずはお部屋の掃除をして綺麗にしておきましょう。
居住中の場合は整理整頓をして生活感をなくしていきます。
家具や物が多すぎると自分で感じているよりお部屋が狭く見えてしまいますので、ある程度の空間を作ってあげましょう。
空室の場合は、退去後に室内やバルコニーのクリーニングを行い綺麗にしておきましょう。
自分でできる範囲で良いので、少しでも綺麗な状態にしておくことをおすすめします。
1-4.お部屋を演出しよう
実際にお部屋を演出していきましょう。
購入検討者が見て住むイメージができるようなコーディネートを行います。
少しの工夫をすることで自分でもホームステージングを行うことが可能です。
お部屋を飾るインテリアや小物は100円ショップや300円ショップを活用しましょう。
100円ショップや300円ショップでは、自分でアレンジするのに最適な安くて活用できる商品が豊富に販売されています。
食器やインテリア雑貨、花瓶やフォトフレームなども活用してみてください。
ただし、安いからといって、小物を並べすぎるのは厳禁です。
空間を上手く使ってコーディネートしていくと良いでしょう。
イメージする雰囲気に合った物を選んでお部屋を演出します。
自分でホームステージングを行う際のポイントをまとめると以下の2点です。
●家具や小物は必要最低限に抑える
●家具の色は統一する
自分でホームステージングをしてみたいとお考えの方は参考にしてみてください。
さらに差別化させる為のポイント
自分でお部屋の演出を行う際に、さらに差別化させる為には何が必要でしょうか。
居住中に行う場合と空室の状態で行う場合でも、少しポイントが異なります。
簡単に解説していきますので、参考にしてみてください。
居住中の場合
①既にある家具を生かして配置を変える
空室にホームステージングを施すとなると家具や雑貨のレンタルすることになります。
しかし、居住中で行うと家具はすでにありますので既存の物を活かして演出することが可能です。
コスト削減にも繋がり、メリットといえるでしょう。
例えば、ダイニングテーブルの向きを変えるだけでも、お部屋の雰囲気が変わることもあります。
広いバルコニーがあれば、何も置かないより小さいテーブルとイスを置いた方が、バルコニーの広さや用途が伝わりやすくなります。
このように少しの工夫を試してみましょう。
②個性が強いインテリアは隠す
あくまでも、お部屋に住みたいと思ってもらうための演出です。
自分で選んだ自分好みの物や個性の強すぎる家具等は避けた方が良いといえるでしょう。
ただセンスが良ければホームステージングが出来るというわけでもないのです。
自分でホームステージングを行う際は、上手いバランスでコーディネートすることが難点となるでしょう。
空室の場合
①家具や小物は必要最低限のものだけを置く
これはできるだけお部屋を広く見せるためです。
素敵な家具を使っていてもお部屋に家具や小物が多すぎると、統一感がなくなったり、お部屋も狭く見えてしまう可能性があります。
そのため、家具や小物は必要最低限に抑えましょう。
空間を作って、殺風景に感じる場所に1つ小物やインテリアを置いてみてください。
インテリアを飾るときは、余白を残すように心がけましょう。
お部屋の良さを引き出すための演出ですので、家具やインテリアが主役ではありません。
上手く「余白」を作ることが重要です。
少し多いかな?と感じたときは1つ小物や家具を減らしてみてください。
物足りないところにだけ絵や造花などを飾ってみると上手くバランスがとれますよ。
居住中でも空室でも共通することではありますが、インテリアを飾る時は、十分に余白を残すことを心がけてみてください。
まずは、これらのポイントを中心に自分でお部屋を演出してみてください。
しかし、自分の趣味やセンスのみでコーディネートしただけでは上手くいかないのです。
したがって、プロに任せた方が早期売却や高値売却に繋がりやすいかもしれません。
また、コーディネートやアドバイスのみを行うプランを取り扱う会社もあります。
少しでも費用を抑えてホームステージングを行いたい方は、ご自身でホームステージングを行うことも検討してみても良いかもしれません。
2.専門業者に依頼
専門業者に依頼すると、プロであるホームステージャーに全てお任せすることが可能です。
インテリアの提案や家具の搬送・配置、写真撮影まで行ってくれます。
専門業者と言っても、安さを売りにしている会社もあれば、高級家具を使用して高級感を演出することが特徴的な会社もあり、様々です。
ホームステージングを行っている会社のホームページから「料金表」や「施行事例」を確認してみると良いでしょう。
ご自身の希望に合った雰囲気か確認してみましょう。
ホームステージャーとは
“ホームステージャー資格は、整理収納アドバイザー®+インテリアコーディネーター+遺品整理士+断捨離®+運送の要素を体系的に学べる日本で唯一の資格です。”
認定資格について/一般社団法人ホームステージング協会HPより引用
上記の通り、整理収納アドバイザー、インテリアコーディネーター、遺品整理士など様々なインテリアや収納に関する知識が求められる日本で唯一の資格となっています。
近年では、不動産業界やリフォーム業界でも注目されているようです。
一般社団法人ホームステージング協会による認定資格で1級と2級があり日本独自の資格のようです。
また、1級は2級に合格しなければ受験することができません。
そのため、より専門的な知識が必要となります。
3.バーチャルホームステージング
CGでバーチャルホームステージングを行う会社も近年は増えているようです。
空室のお部屋の写真や動画にCGでバーチャル家具や小物を合成してくれます。
比較的コストを抑えて実施できるため注目されています。
バーチャルで行う際のメリットは、CGで物件に家具やインテリアを配置いていくため、実際に家具をレンタルしたり、購入する必要もありません。
また、様々なレイアウトに変更できたり、 空室の状態も確認できます。
実際に家具や小物を搬送し、配置していくホームステージングとは異なり、より手軽に行えるサービスです。
ただし、あくまでもバーチャルですので実際に内覧をおこなっても、空室の状態で見ていただくことになります。
そのため、実際に売却予定の不動産を内覧に訪れた際にイメージしていたものと違うといったことも起こりうるかもしれませんので、注意しましょう。
業者に依頼する流れ
自分でホームステージングを行うことも可能ですが、専門の業者に依頼した方が早期売却や高値売却につながりやすく、効果が得られる可能性は高くなります。
では、実際に専門業者に依頼した際はどのような流れになるのか説明していきます。
①問い合わせ
すでに、気になっているホームステージング専門業者がある場合はホームページからや電話で問い合わせましょう。
ホームステージングを業者に依頼したいけどどこで行えばいいか分からないという方は、売却や仲介を依頼する不動産会社に相談してみても良いでしょう。
不動産の売却を不動産会社に依頼する際、専属専任媒介契約や専任媒介契約を締結した場合、不動産会社によってはホームステージングもサービスとして行ってくれる会社もあるようです。
②打合せ
売却にあたり、既に空室の場合と居住中の場合では、レンタルする家具の量も異なるはずです。
確認の為に、実際に業者が物件を訪問します。
そこで雰囲気や物件の広さ等を確認します。
③配置・撮影
業者に依頼すれば、搬送や配置、撤去まで行ってもらえることがほとんどです。
そして、配置が完了したら写真撮影も行います。
写真のデータ化を行ってくれる業者もあるようです。
確認しましょう。
④成約・撤去
レンタル期間内に売却できれば、予定通りに家具を撤去してもらいます。
期間内に売却できなかった場合は、撤去もしくはレンタル期間を延長することも出来ます。
問い合わせや内覧の数も考慮して検討してみると良いでしょう。
ホームステージングを行うタイミングは?
ホームステージングを行うタイミングは不動産の売却活動前か売却中なのか、いつ頃が良いのでしょうか?
もちろん不動産の売却を考えてすぐに、行うことも可能ですが
売却活動を行ってから3ヶ月~6ヶ月経っても売却に至らない場合にホームステージングの利用を検討してみると良いでしょう。
ホームステージングを行うためには、時間や費用もかかります。
まずは、売却活動を行ってからホームステージングを行うか検討した方が効率的かもしれませんね。
実際に不動産の売却を行う場合、売買契約が成立するまで3ヶ月〜6ヶ月程度かかることが多いです。
その為、3ヶ月〜6ヶ月程度を判断の目安にすると良いでしょう。
不動産売却の時期
不動産売却において2月〜3月は購入を考える人が多く、不動産を売却しやすいシーズンとなっています。
これは、3〜4月が年度の変わり目で引越しする人が多くなるためです。
その次に9〜10月も引越し等が多く売却しやすいシーズンとされています。
このように不動産の売却が多く行われている時期に合わせてホームステージングを行い、高価売却を狙うのもよいでしょう。
ホームステージングはどんな物件におすすめ?
ホームステージングを行っても早期売却や高値での売却に繋がりにくい物件もあるようです。
では、それぞれの特徴を解説していきます。
ホームステージングの効果がでやすい物件の特徴
ホームステージングをしても、必ず早期売却や高値売却できるわけではないとお伝えしました。
この章では、ホームステージングの効果が出やすい不動産の特徴について解説していきます。
築年数が古い物件
築浅物件でもホームステージングの効果を得ることができます。
しかし、築年数が古い物件の方がより効果的と言えるでしょう。
不動産探しをする場合、いくつかの物件を候補に挙げて、比較して物件を決めることが多いのではないでしょうか?
比較をされた時に他の物件より魅力があることが重要となります。
築年数が古い物件で空室のままだと、痛んでいたり汚れている箇所に目がいきやすくなってしまいます。
同じような築年数と条件である物件を比較した場合ホームステージングを行っている物件の方が物件の魅力を最大限に引き出すよう演出をしているので、物件の良さが伝わりやすくなりますよね。
そのため、同じような条件の築古物件と比較した時に大きく差をつけることができます。
そして、売却へとつながりやすくなります。
築年数が浅い物件と古い物件のどちらが効果が出せるか比べると、築古物件の方が効果が出やすくなると言えます。
築浅物件で行った場合も効果を得ることは可能です。
しかし、築浅物件は条件が良いと何もしなくても早期に売却できる可能性も高い為、費用をかけてホームステージングを行う必要はないかもしれません。
ホームステージングの効果が出にくい物件の特徴
家の劣化がひどい物件
お部屋の中を綺麗に演出できても、住宅の設備や状態が悪いと、物件を売却に出す前に修繕やリフォームを行った方が良いかもしれません。
リフォームや修繕を行った後にホームステージングを行えば、物件の状態もお部屋の見た目も良くなり効果的に売却を行うことが可能です。
売却にかかるコストも考慮して検討してみてください。
まとめ
ホームステージングとは、
売却予定物件のお部屋を綺麗に演出し、魅力を最大限に引き出すこと。
早期売却や高値で売却することが期待できる。
近年、日本でも普及しているホームステージング主に方法は3つ
①自分でホームステージング
②専門業者に依頼
③バーチャルホームステージング
業者に依頼せず、自分でホームステージングを行うポイント
●家具や小物は必要最低限に抑える
●家具の色は統一する
「費用対効果は期待できるが、必ず売却できるわけではない。」ということも覚えておきましょう。
不動産を売却するにあたり、売却活動を3~6ヶ月程度行ったがすぐに売却先が決まらない時にホームステージングを行うことを検討してみても良いでしょう。
不動産売却において、どんな状況でも親身に寄り添い売却へと導いてくれる不動産業者に依頼することが重要です。
不動産の早期売却・高価売却に一番重要なこと
ホームステージングを行うことで、不動産の早期売却や高価売却につながるとお伝えしました。
しかし、早期売却や高価売却に1番重要なことは、販売力の高い業者に売却を依頼することです。
不動産売却は金額が大きいことから人生で何度も経験することではありません。
だからこそ、失敗しないためにもパートナーとなる不動産会社選びが大切です。
当社ダイシン都市開発では、ホームステージングの実施の有無にかかわらず、早期売却や高値売却・買取を積極的に行っております。
当社は、広島市、福山市や山口県をメインに不動産取引を行っている会社です。
では、なぜダイシン都市開発が広島、福山、山口等でお客様に選ばれているのか。
次の章では、ダイシン都市開発の強みをお伝えします。
マンション売却はダイシン都市開発に
マンション売却はダイシン都市開発にお任せください
なぜダイシン都市開発が広島、福山、山口、福岡等でお客様に選ばれているのか。
この章では、ダイシン都市開発の不動産売却においての強みをお伝えします。
①年間300件以上と豊富な販売実績
ダイシン都市開発では広島県福山市・東広島市・山口県山口市・福岡県を拠点に不動産販売を行ってまいりました。
地域トップクラスを誇る年間300件以上の不動産販売実績となっています。
圧倒的に多い販売実績と経験からお客様1人1人の不動産売却に合わせてサポートさせていただきます。
②買取が難しいマンションでも買取が可能
弊社では、お客様が他社で買取を断られた土地や家でも買取をさせていただいております。
ネット活用だけでなく、住宅メーカーや投資家たちとの広いつながりを強みに安定した不動産売却が可能となっております。
そのため、どのような土地や家でも買取が可能となっております。
③地元出身のスタッフによる早期売却
広島県や山口県・福岡県の地元出身のスタッフが活躍しています。
そのため、地域情報の収集力が高く、ニーズに合わせた販売戦略で不動産早期売却に導きます。
④ネットを駆使した販売活動
弊社では、広島県SUUMOの掲載件数は常に上位となっており、ネットを活用した不動産販売活動を得意としております。
また、弊社では広島市、福山市だけでなく山口県、福岡県でもネットを活用した売却活動を積極的に行っています。
ネットを駆使した販売力・売却力は近年の不動産業界では大きな強みであると自負しています。
⑤お客様第一主義
当社では、お客様第一主義を常に心がけるよう、社員教育も徹底しておこなっています。
お客様のお悩み事を解決する為、お客様の心に常に寄り添い丁寧に対応することをモットーにしています。
土地や家の早期売却をご希望の方は、 経験豊富でお客様に寄り添い丁寧で迅速な対応のダイシン都市開発にお任せください。
では、ダイシン都市開発はなぜ不動産を早く高く売却ができるのかお伝えします。
なぜダイシン都市開発はなぜ山口・広島・福山で不動産を早くて高く売却できるのか
なぜ早く高値で売却できるのか。
当社の不動産売却について詳しく説明していきます。
①土地や家の適切な売却相場を把握している
土地や家の適切な売却相場を把握している
まず、一番重要な「売却相場」についてですが、ダイシン都市開発では常に情報収集を行っており、山口・広島・福山、各地域の土地や家の売却価格を把握しています。
また、山口・広島・福山・福岡の各地域に店舗があるり、その地に密着して土地勘のある営業マンを配置しているため地場の情報収集にそもそも強い土壌でもあります。
さらに大手の不動産会社との取引が多く、地域の土地や家の情報だけでなく幅広い意見を保有していることが強みになっており、そのため適切な不動産価格で売却できる体制があります。
さらに、山口・広島・福山・福岡の各営業所に「買取専属」の担当者がおり、お客様へのレスポンスも早く、スピーディーに不動産売却の対応が出来ます。
②顧客様との関係性
土地や家の売買において顧客様との関係性は重要です。
普段から、ネット、チラシ広告などで集客活動をしており、常に土地や家の購入検討者様に対してのアプローチ、促進を行っています。
山口・広島・福山・福岡の各営業所ごとに顧客様の情報を管理しており、売却したい不動産の地域の情報を求めているお客様のもとへ素早く届けることが可能な体制を整えています。
そのためお客様からのレスポンスも早く、スピーディーな対応を心掛けているため早期の不動産売却が可能となっています。
また、お取引先様は購入検討者様だけでなく、大手ハウスメーカーへの紹介もできるため幅広い営業活動が可能です。
売主様の不安を取り除き、売主様の立場にも立ちながら・経験豊富な不動産仲介としての専門的な立場にも立つ。
両局面から取り組む事によってダイシン都市開発では時期を見誤ることなく不動産早期売却が可能になります。
③ご紹介できる買取希望者様のリストが多くスピーディーに対応できる
ご紹介できる買取希望者様のリストが多くスピーディーに対応できる
不動売買却において会社選定をする際にその会社の「買取希望者様のリスト」は重要です。
弊社には専属の事業主がおり、売却の御対応をスムーズに行うことを可能にしています。
(専属の事業主とは、大手ビルダー様や大手ハウスメーカー様のことを指します。)
他にもダイシン都市開発のグループ会社である【アクア】という販売会社も、同様に建売住宅や注文住宅を販売しているので、そちらのお客様にもご紹介できるため、当社販売部門のやり取りしてる個人のお客様も多くいらっしゃいますし、そのほかにも見込みの顧客様に多くご紹介できる環境が整っています。
ダイシン都市開発の強みはこの不動産売却先の豊富さとスピーディーさにあります。
山口・広島・福山・福岡で不動産売却・買取をお考えのお客様へ
ダイシン都市開発では広島・福山・山口・福岡の地域密着型不動産会社として、年間300件以上、地域トップクラスの豊富な販売実績で不動産売買をサポートしてまいりました。
お客様第一主義をモットーとし、迅速丁寧に対応することを心がけております。
どのように不動産を売却すればいいのか分からない…とお困りの際には、ぜひお気軽にご相談・査定をご依頼ください。
もちろん無料です。